【あっという間に眠れるのは危険!?】
目を閉じればあっという間に眠れる?
いつでもどこでも、すぐに眠れるから眠りにはまったく困らない。
実はこれ、慢性的な睡眠不足の兆候で、行動誘発性睡眠不足症候群の可能性が。
行動誘発性睡眠不足症候群とは、自発的に自分の睡眠を無自覚に削る生活習慣がつくられてしまうことです。
まずは、次の3つの兆候をチェックしましょう。
①起床4時間後に眠気がある
②勤務日より休日の方が長く眠る
③8分未満で眠る
いかがですか?
この3つの兆候に当てはまって、昼間の脳波に睡眠の脳波が混入していたら、この診断がつくことに。
【たかが睡眠不足と思いきや・・・】
本来人間の脳は、目を閉じてから眠るのに10分かかる構造になっています。
もやもやとまどろむ時間があるはず。
意識を失うように眠るようなときは、常に昼間も眠り状態です。
脳の覚醒レベルが低く、それを刺激を与えて無理矢理起こしている状態。
例えば、
会議中に自分が話しているときは眠くないけど、他人が議論し出すと意識が遠のいていく・・・
例えば、
テレビを消すと眠くなる・・・
なんとなく音がないと落ち着かない・・・
こんな様子があるはず。
慢性的な睡眠不足では、睡眠中に脳内で分解されるはずの睡眠物質が分解されない。
これを睡眠負債といいます。
溜まった睡眠物質は、認知症の原因物質である異常タンパクアミロイドβに変化します。
これは、将来の脳を守るためにも解決しておきたい!
【入浴か夕食を30分早めることから】
解決するには1日15分でも早寝して、累積睡眠を増やしましょう。
例えば、15分の早寝を1ヶ月続けたら7.5時間余分にかせいだことになります。
ただし、就寝だけを早めることは難しいもの。
そこで入浴か夕食を30分だけ早めると、就寝は自然に早まります。
自分の生活で、入浴か夕食どちらかが「それを早めればすべて早まる」行為になっているはずです。
忙しい中でも累積睡眠を増やし、1週間や1ヶ月の睡眠量をかせぎましょう。
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