【ヒーリング音楽を眠るために聴くのって?】
眠るために、ヒーリング音楽を聴くのってよいの?
という質問を受けます。
「眠気を誘う」というコピーもよく見かけます。
一方で、音楽をかけていると「余計気になって眠れない」という相談もしばしば。
脳の仕組みから考えてみましょう。
【脳は場所と行為をセットで記憶する】
脳は場所と行為をセットで記憶します。
ベッドで眠る以外のことをすると、視覚野や聴覚野を使う場所だと記憶して睡眠の妨げに。
とにかく眠る以外のことはベッドの外で行い、眠くなったらベッドに入る。
こうすると、脳は『ベッド=睡眠』と記憶し、ベッドに行くだけで眠くなる脳がつくられます。
【脳は眠気に気付かなくなる】
音楽やラジオなど、眠気を誘うために聴くものが様々ありますが、この役割は「眠気を誘う」こと。
眠れないときは、夜の眠気に気付かなくなってしまいます。
大脳は、眠気にすぐに順化します。
つまり慣れです。
0時に就寝している人を、1週間だけ1時まで起こしていると、0時に感じていた眠気は感じなくなってしまいます。
数日忙しくて就寝が遅くなると、早く帰宅できても早寝はせず、なんとなくいつも通りの時間に就寝した。
こんな経験がありませんか?
そんな脳に、眠気を再度気づかせるために使う。
これが眠れるCDの正しい使い方です。
音楽を聴くときは、あくまでベッドの外で。
眠くなったら音楽を切って眠る。
音楽は、あくまで夜に眠くなる力を戻すためのサポートグッズ。
ベッドの外で使って「音楽なしでも夜になれば眠くなって眠れる脳」をつくりましょう。
各種サービスに関する資料請求やご相談・ご質問など
お気軽にお問い合わせください。