朝起きられないという悩みは、いくら年齢を重ねてもあるものです。
気合が足りない!という扱いを受けてきたこの問題も、現在は随分と科学的になってきました。
起きられないという方の中に、目は覚めるのに体が起こせないという方がいらっしゃいます。
寝るべく目覚まし時計を遠くにおいて、這って布団を出るという感じで朝がスタートします。
体を起こせないということは、体の中の水分を重力に逆らって吸い上げる働きが不十分ということが考えられます。
人間は、60~70%は水でできていますので、立っているときには足の方に水分が溜まりがち。
寝ているときには、ちょうど丸太のような形の容器に水をはったような感じで、
その容器を縦にするので、水分が下に下がってしまいます。
私たちは脳の活動を中心にしていますので、栄養源を運ぶ血流が十分送られないと、不機嫌になったり気持ち悪くなったりしてしまいます。
脳に血流が届かない事態はまずいので、体の中の血流は脳を優先的に割り当てられます。
すると、臓器への血流は減るので、消化器系等の働きが鈍くなってしまうという弊害も起こってきます。
そこで、脳に血流を昇らせるために、血管をトレーニングするという方法があります。
やり方は簡単です。
入浴後に、ひざ下に水をかけて、その後すかさずお風呂のお湯をかける。
水、お湯を3回ほど繰り返します。
体は、外が寒くなると血管を閉めて血圧を上げ、
外が温かくなると血管を開いて血圧を下げる反応があります。
しかし、現在のように空調で管理されている中で過ごすことが多くなると、このような反応がちぐはぐになってしまうことがあります。
寒いのに血管が開いて冷え性になったり、暑いのに血管がしまって高血圧になったり。
これを改善するために、体に改めて刺激に対する反応を教え込むということです。
これは女性や子どもに特に効果があります。
簡単ですし、タダですので、ぜひお試しください。
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