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レポート

深夜のテレビ

深夜のテレビは、なかなかやめられないものです。

実はこれ、生活の不摂生や自制心などの問題ではなく、ドーパミンの作用なのです。
ドーパミンという物質は、中脳の腹側被蓋野から前頭葉に分泌され、脳を興奮させます。

このドーパミンには、やっかいな特徴があります。
ドーパミンが増えた前に行った行動を強化するという作用です。

テレビをつけます。
すると脳は新規情報を受けたとしてドーパミンを放出。
ドーパミンが増える前の「テレビを見る」という行動が強化されて見続けてしまいます。

こんなご経験はありませんか?
バーゲンセールで買い物に行き、最初は欲しい物を買っていたけど、
買っているうちにだんだん「買う」こと自体が快感になってきて、「買う」という行為が目的のような感覚を覚える。

この自分の意思を超えてのめりこむような感覚は、どんな人でも何らかの形で体験したことがあると思います。
パチンコなどの賭け事やアルコールやたばこも同様の作用によるものです。

では、ドーパミンは悪い物かというとそうではありません。
ドーパミンが異常に少なくなると、何事にもやる気がない、ときめかなくなってしまいます。
適度な量の範囲を超えなければ、人生を彩る非常に重要な物質です。

さて、私たちの細胞には時計遺伝子というものが備わっていて、
脳や内臓、筋肉が何時にどのような働きをするかは、おおよそ決まっています。

それでは、ドーパミンはいつ増えるのでしょうか?
それは深夜1時です。
テレショップの売り上げが最高なのも深夜1時だそうです。
なんとも皮肉な一致ですね。

自分の感情や判断も、その基礎は体内時計によってほぼ決まっています。
自分では自覚できないので、体内時計に操られているような感じですね。

この体内時計の仕組みを知れば、何時にどんなことをするのが適切かという新しいマネジメントの視点が出てきます。
操られるより、使いこなしましょう!

体内時計を使いこなすために、最も簡単で効果の高いツールが「睡眠」です。
ただ眠るのではなく、睡眠を使って時計調整をすることで昼間のパフォーマンスを上げる。
これが21世紀の健康管理法ですね。

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