あけましておめでとうございます。
年始からバリバリ働こう!と思っても、いまいちエンジンがかからないものです。
年始にボーっとしていると「休みボケ」と呼ばれますが、実はこれ、「時差ぼけ」なんです。
時差ぼけは、時差のある移動をしたり、極端な夜更かしをしなくても起こることがあります。
その原因は「食べ過ぎ」です。
忙しい毎日から正月休みに入ると、自然に食事の回数と量が増えます。
自分では、あまり食べ過ぎている意識がなくても、食事の時間帯がずれていることも影響します。
食事量が増えたり、タイミングがずれるとPKCγ遺伝子が体内時計を調整して、
寝ているはずの時間にカラダが活動しやすくなることが分かっています。
また、体内時計を調整する脳のマスタークロック「視交叉上核(しこうさじょうかく)」は
肝臓の抹消時計と連絡しながら時計を合わせます。
朝、光を浴びただけではいまいちパリっとしないのは、食事のリズムが変化したことで
この抹消時計がずれてしまったからです。
では、この時差ぼけから脱却するにはどうすればよいか。
重要なポイントは朝食です。
体内時計に強い影響を与えるのは、食事と食事の間が長くあいた後の食事です。
つまり、朝食が最も体内時計の調整に使えるツールです。
今週は、意識して少しだけ朝食を多めにとりましょう。
時計遺伝子に強いインパクトを与えると、ずれが修正されます。
体内時計を整えて、気持ちよく年始をスタートさせましょう!
本年も皆様にお役立ていただける睡眠の情報を発信してまいります。
どうぞよろしくおねがいいたします。
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