ぐっすり眠るためには、夜の光はできるだけ減らしたいものです。
19時以降に過ごす部屋は、照明の色を電球色や間接照明にするだけで、
脳の中の睡眠物質メラトニンが減ってしまうことを防げます。
意外と侮れないのは、浴室です。
照明が顔に近いほど光は強くなります。
天井の低い浴室では、光の影響を強く受けます。
そこで、疲れた日や早寝をしたい日は、照明を消して入浴してみましょう。
最初は暗い感じがしますが、目が慣れると普段明るすぎたことに気づきます。
入浴の時間に暗いところで過ごすことができれば、
メラトニンが分泌されて入浴後に自然に眠気が出てきます。
夜遅くまで仕事をしたときや寝つきの悪さを感じたときは、ぜひ試してみてください。
光は、網膜から脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)という部分に信号を送り、
脳を眠らせる役割を担うメラトニンの分泌を抑制します。
眠るときはできるだけ真っ暗にすることが大切です。
メラトニンには、抗酸化作用といって、
カラダがエネルギーをつくった後の余計に酸化してしまうことを防ぐ役割もあります。
これは、がん細胞を中和するなどの生活習慣病予防やアンチエイジングにとても重要な作用です。
夜のメラトニンをできるだけ増やして、健康な体をつくりましょう。
睡眠の仕組みが分かると、工夫の仕方が分かります。
睡眠相談もぜひ、ご利用ください。
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