運動で性格は変わるのか?という問いは昔からありました。
非常に重要なテーマですが、実際はどうなんでしょう?
今のところの結論は、長期間の運動は「不安になりやすさ」を軽減するということです。
10週間、ジョギングなどの有酸素運動を行った研究では「不安になりやすさ」が有意に低下しました。
そのメカニズムにはいろんな視点がありますが、理解しやすいのはβエンドルフィンがもたらす多幸感です。
いわゆるランナーズハイと呼ばれるもの。
中毒性があるので一旦味わうと、運動したくてうずうずすることも経験しますね。
これが運動できなくてイライラするという作用を生んでしまうと良いサイクルではないですが。
脳の活動という視点では、複雑な運動によって脳の活動部位が拡がります。
運動は単純運動より模倣運動。
模倣運動より団体競技運動が脳の広範囲を使用します。
ジムでマシントレーニングするより、インストラクターのマネをしてエクササイズ。
この方が、手軽に誰でも脳の広範囲が刺激されるということ。
やはりヒトは、ただ運動するにしても他人との接触が大切な動物なんですね。
40歳を超えるとカラダのエネルギーはミトコンドリア主体でつくられていきます。
エネルギーをつくるには、とにかく筋肉が必要になるということです。
知ればやる気も出てきます。
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