本日9月10日~16日は自殺予防週間です。
また、世界自殺予防デーでもあります。
生きていると死にたいほど辛いことはたくさんあります。
また、世界を見れば、死ぬより生きることのほうが難しい苦しい状況の中、必死に生きておられる方もたくさんいらっしゃいます。
第二次世界大戦後、これほどまでに、「生」の意味を考える時代はあったでしょうか。
自殺の話になると母を思い出します。
脳の難病で身体が動かなくなった母は、
「死にたいけど身体が動かないから死ぬことができない」といつも泣いていました。
そのたびに、「どんな姿でもいいから、ずっと生きていてほしい」と私も一緒に泣きました。かける言葉がなく、泣くしかありませんでした。
母は私のために生きてくれたと思います。
今、天国にいる母は、私の勝手な想像ですが、天から与えられた時間を全うし、
人生を生き切った、
と達成感と誇らしさに包まれていると確信しています。
生きたくても生きられずに旅立っていった方々の人生の時間も、
私たちは代わりに生きさせてもらおうじゃありませんか。
自分には誰も悲しむ人がいない、
とおっしゃる方もいます。
だとしたら、
人は神様がお呼びになるその日までこの世で生きていかなければなりませんので、
生きていることそのものが、自分に与えられた役目だとして、
たとえボロボロになっても、
這いつくばって、
しぶとく生き続け、
生き抜いていきませんか。
様々な思いを抱えながら、
必死に命をつないでくださった多くの魂に報いるためにも。
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