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スタッフコラム

外科医不足から思うこと

外科医不足から思うこと

もう何年も前から、外科医不足のお話をうかがっています。

土曜日は九州の先生方と、子供たちに向けに何かイベントができないかというお話合いをしました。

日本には、神の手と言われた世界的に有名な脳外科医の福島孝徳先生をはじめ、各専門に世界に誇る素晴らしい外科医が数多くいらっしゃいます。しかし、これからを担う外科医の先生方の絶対数が減り、近年は外科を志す医師自体が減っているということです。これは由々しき事態です。私の友人ががんのステージ3でリンパ節転移もありましたが、名医の執刀のおかげで完全にがんをとりきって再発も転移もなく、7年元気に過ごしています。がん罹患率が低い日本は死亡率も低くOECD中30位ですが、これには、外科医の先生方の手術が大いに貢献していることは言うまでもありません。高齢化によってこうした生死を分ける手術件数は増えるはずで、その状況に外科医が不足すれば、これまで助かっていた命も助からないことになります。そして、技術の高い医師は大都市に集中する傾向があるので都市間の格差も一層拡大していくことが懸念されます。外科医の先生が激務に耐えかねてメスをおいて産業医になるというケースも増えていて正直なところ複雑な気持ちでいます。

農業、教育、介護などなど、日本を支えてきたインフラ職業に従事する人が減り、崩壊しつつあります。都内は教員の休職が増えて、免許をもったOBの方がピンチヒッターで教壇に立っているそうです。教師の業務自体の見直しが必要です。米不足の問題も農業の構造的な歪みによるものです。近い将来、介護に関しても深刻な状況となるでしょう。

新しいことはもちろん大事ですが、頑丈な土台があってこそ新しい産業、職種が活性化するので、ここは本気で立て直さなければなりません。どれにも法律が絡むので、各団体や現場レベルでは改善改革には力及ばずです。

まさにこれぞ「政治」の仕事です。

議会で寝てるような政治家は一層して、

国の未来を熱く議論し実行できる政治家を選ばなければなりません。

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