株式会社MD.ネット

スタッフコラム

コロナ渦に大学生活を送った学生の問題点と就職後の対応法(2)

コロナ渦に大学生活を送った学生の問題点と就職後の対応法(2)

第二は、社会的役割の獲得が不十分で、キャンパスライフが自分の専門の勉強とゲームなどの趣味を中心にしてきた、精神的な視野が狭くて未熟なタイプです。

これらの方は、自分が嫌なことはやりたくないと言います。そう言っていられるのは学生の時だけということがどうにも理解ができません。社会的役割の獲得が不十分です。しかし、コロナ渦の中で、自分の専門分野の勉強は十分にしてきたという自信があるので、社会的に未熟で精神的な視野が狭いことが見過ごされてしまう可能性があります。

第三は、何か上手くいかないことが出てきたときに、自分をリセットしてやり直したいと考えてしまうタイプです。

時に、自分は緊張さえしなければ何でもできると考えてしまうタイプもいます。これらの人は。緊張して頭が真白になって何もできないと言うのですが、頭が真白になってからがスタートで、それでどこまで進められるかが社会では求められます。

リセットがなく、全滅したら最初からやり直しをしなければならないゲームが過去にありましたが全くといっていいほど売れませんでした。リセットはゲームには必須ですが、現実の困難はリセットができませんので、何とか工夫して解決の糸口を探し続けることが大切になります。

こうしたタイプには、緊張を抑えるのではなく、緊張したまま、具体的にどのように物事を進めたらよいかを説明し、トレーニングを繰り返します。

第4は、思うように仕事がはかどらないのは、職場の環境が良くないからだと考えるタイプ

コロナ渦に大学生活を送り、アルバイトをする機会が少なかった人は、よりこのような傾向が強くみられます。

MDネット顧問 医学博士 星野良一

一覧に戻る
お問い合わせ・各種ご相談

各種サービスに関する資料請求やご相談・ご質問など
お気軽にお問い合わせください。

03-5563-5151
平日 9:30 ~ 17:30
MD.ネットとは
about MD.NET
医療という枠にとらわれず、時代に対応した
メンタルヘルスサービスを提供したい。
そんな思いが出発点になってMD.ネットは設立されました。
精神医学の技術を「商品/サービス」に変換して経営改善や
パフォーマンス向上等に貢献することに日々チャレンジしています。
メンタルヘルスを通じて、人を、企業を、未来を創る。
あなたの会社を我々MD.ネットにお任せください。
必ずその解決と発展にお役に立てるものと確信しています。
Copyright 2018 MD.net All Rights Reserved.
このページの先頭へ