ここ数年、介護と仕事の両立に悩むご相談を多く受けるようになりました。
仕事をしながら家族の介護に従事する従業員(ビジネスケアラー)の数は現在増加傾向であり、
2030年時点では約318万人に上り、経済損失額は約9兆円という試算が出されています。
2040年には認知症患者が584万人、認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI)患者が613万人に上るとの推計がありますが、
これは企業にとって、社員のパフォーマンス低下、介護離職などにつながり、
結果として、事業活動の継続にも大きなリスクを生じさせることになります。
企業としての取り組みを進めるべき重要な時期を迎えています。
経済産業省は、を取り巻く課題への対応として、
企業経営における仕事と介護の両立支援が必要となる背景・意義や両立支援の進め方などをまとめた
「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」を公表しました。
☆ガイドラインはこちらです 3種類あります
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kaigo/main_20240326.pdf
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kaigo/beginners_20240326.pdf
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kaigo/sanko_240326.pdf
「仕事と介護」の問題については、
今年の健康経営の調査・評価項目において、
「仕事と介護の両立」に対する企業の取り組みが追加されました。
企業の取り組みの第一歩は、
予防のための正しい医療知識の提供になります。
予防のためには、
1:生活習慣病管理(特に必須)
2:感染予防
3:運動習慣(転倒防止)
4:多様な人とのコミュニケーション
この4つの基本対策に取り組むことで予防に大変有効です。
MD.ネットでは、精神科医による約60分のオンラインセミナーをご提供いたします。
健康経営の取り組みとしてもご検討ください。
●認知症、軽度認知障害(MCI)の基礎知識
●認知症を予防するため家族としてできる4つの対策
●家族が認知症と診断されてからすること
●介護中のメンタルヘルスケア
など診断事例、体験談等も混ぜながらわかりやすいお話をさせていただきます。
*セミナーアーカイブ動画
*テキスト
もご提供いたします。
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