ここ1,2年、適応障害の診断書が増えています。
適応障害とは、日常生活の中で起こった出来事や環境への対応ができず、心身に様々な症状が現れた状態をいいます。
ICD-10(世界保健機関の診断ガイドライン)では、原因となるストレスが生じてから1か月以内に発症し、
そのストレス要因が解消してから6か月以内(DSM5では3か月以内)に症状が改善すること
そして、「ストレスの原因が明らかである」ことが診断上重要となります。
この「ストレスの原因が明らか」であるがゆえに、復職の判断、配属先や業務内容等に関して悩ましいことがあります。
今回、精神科医、産業医、両方の視点から、適応障害について皆様へ情報提供したいと考え、セミナーを企画いたしました。
1:精神科医は、どのようにして適応障害と診断するか
(1)診断基準
(2)診断の決め手となるエピソードや症状
2:適応障害とその他の精神疾患との違い
(1)うつ病
(2)発達障害 など
3:性格、ストレス耐性、業務経験や業務力等は適応障害の発症と関係するか
(1)採用時のポイント
(2)配属、指導法等
4:適応障害の治療法
(1)薬物療法、認知行動療法等の治療法紹介
(2)適応障害と診断された場合、休職中の過ごし方
5:主治医が「復職可能」と判断する状態
6:主治医の立場としての復職調整
(1)人間関係
(2)業務(量、質)
(3)職場の環境 など
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