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レポート

嫌なことがあった夜はどうする?

【嫌なことがあった夜はどうする?】

嫌な出来事の記憶はさっさと忘れてしまいたいものです。

脳には、嫌な記憶を消す消去学習機能があります。
これを上手に使うにはどうすればよいのでしょうか。

嫌なことがあると、夜になるとそのことが頭をぐるぐる回り始めます。
これは、脳の覚醒時間が長くなったことで活動が低下し、考えを焦点化できずに
連想が起こるからです。

確かに、なかなか考えを切り替えることができません。

このぐるぐる考えるのを避けるためによくとられる行動がスマホを見ること。
動画を見るなどして気をそらそうとします。

【ドーパミンが記憶消去を阻害する】

さて、脳の消去学習には睡眠が関与していることが明らかになっています。
睡眠により神経新生が亢進すると、記憶忘却が促進される。
一方、夜スマホを見ているとドーパミンという神経伝達物質が亢進します。
ドーパミンは感情を喚起する扁桃体活動を活発にさせて消去学習を阻害してしまいます。
つまり、寝る前にスマホ見ているかさっさと眠るかで嫌な記憶を消せるか否かが左右されます。

本当は眠かったのになんとなく起きていたら脳の覚醒時間が長くなったのでぐるぐる悩むことになる。
おまけに生体リズムによりドーパミンが増える時間帯は夜中の0時から1時ごろ。
0時前就寝がなかなかできない人にぐるぐる悩む傾向があるのも自然な現象なのかもしれません。

せっかく脳に備わっている機能、上手く使ってみましょう。

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