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レポート

悪夢の原因は早寝

毎晩、仕事の夢でうなされる・・・。
仕事のプレッシャーがきついときは、悪い夢を見ることが多くなりがちですが、
プレッシャーから解放されたはずなのに悪い夢ばかり見てしまう。

こんなご相談を受けることが多くあります。
お話を伺うと一つの共通点があります。

それは、就寝時間が早いこと。
20-21時あたりに就寝されていて、夜中に一度目覚めます。
そのあと眠ると悪い夢を見て目覚める。
こんなパターンです。

当てはまる方、いらっしゃいますか?
これは、再入眠のときにレム睡眠から始まっていることが原因です。

レム睡眠は、本来睡眠相の最後に現れますが、それが体温低い夜中や明け方に入眠すると、
最初に現れてしまうことがあります。

レム睡眠のときは、脳の中でつくられた視覚映像に感情が激しく動かされ、心拍や血圧も変動します。
このときにカラダが動いてしまうと危険なので、カラダが動かないように神経は遮断されています。

もうろうとした中で、映像が見えてカラダは動かない。
しかし、カラダの感覚は鮮明です。
これは金縛りと同じ現象です。
金縛りは、10代をピークに体験しなくなるので、年齢を重ねると悪夢として体験されることが多くなります。

そこで、就寝をわざと遅らせて、最初の深い睡眠が出るタイミングを遅くしてみましょう。
20-21時ごろに就寝されていたら、1時間~2時間遅寝をしてみましょう。
18-19時に軽いエクササイズをして体温を上げると、いつも眠くなってしまう時間を無理なく遅らせることができます。

40歳を超えると、自然に睡眠のリズムが前にずれていき、夕方過ぎに眠くなりやすくなります。
睡眠のリズムが早まりすぎて夜中に睡眠が分断してしまうと、目覚めが悪く一日がとてもゆううつです。

遅寝で睡眠リズムを調整して、スッキリした朝をむかえましょう!

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