【睡眠改善には記録をつけるのが必須】
睡眠という現象は、主観と客観にギャップが起こります。
例えば、
「私は充分眠れてる」という人の睡眠中の脳波を記録すると深い睡眠が途切れていたり。
「私は全然眠れない」という人が家族から見ると充分眠っているように見えたり。
実は、この主観と客観のギャップが大きくなるほどメンタルの不調を示します。
【記録をつけて睡眠改善】
睡眠改善には記録をつけるのが必須です。
人間は、おとといの睡眠を正確に覚えていません。
なのに、
「最近、眠れていますか?」
なんてきかれると、
「全然眠れません」
「一睡もしていません」
などと答えてしまうことも。
この、曖昧な記憶で言った自分の言葉で「眠れないかも」と不安になる、というのが
不眠症のメカニズムの1つです。
そこで睡眠の記憶をつけます。
【どうやって記録をとるのか】
睡眠が記録できるウェアラブル端末もたくさんあります。
スマホアプリでもモーションセンサーで睡眠の記録がとれます。
でも、実はこれでは睡眠改善は望みにくい。
睡眠医療では、「眠れない」と言っている人に、
脳波をとって見せて「眠れていますよ」と言っても改善しない、というルールのようなものがあります。
端末で勝手にとられた記録をみてもピンとこないので、主観と客観のギャップを埋める役割が果たせません。
そこであえてアナログな手書きを。
記録のつけ方は
①眠っていた時間を塗りつぶし
②ベッドの中にいた時間に矢印をひく
③昼間に眠かった時間があれば斜線をひく
記録をとると主観が鍛えられて改善!
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