【会話で細かいことが気になったら?】
会話中相手の細かいことが気になることってありませんか?
話を聞いているはずなのに、顔のパーツや仕草にやたら目がいき、話の内容を覚えていない。
これは脳の覚醒状態と関係があります。
脳が処理する情報は、中心情報(話している人)と周辺情報(場の様子)があり、
脳が覚醒するほど、周辺から中心に向かって狭まる仕組みです。
【脳の覚醒は逆U字曲線】
寝不足だと、中心にも周辺にも注意が分散して集中できません。
それが覚醒してくると周辺の雰囲気をつかめます。
更に覚醒すると話している人に集中できます。
これが集中できている状態ですが、さらに、このピークを超えて過覚醒になると
注意はさらに狭まり、話している人の一部だけ(例えば耳の形とか本筋と関係ないこと)に注意がいきます。
会話中、相手の顔や声のどうでもいいことが気になったら脳は過覚醒状態。
これでは肝心な話の内容に集中できません。
脳は覚醒していなくても、し過ぎていても集中できない仕組みなのです。
これは集中力の逆U字曲線と呼ばれます。
【過覚醒を防ぐ累積睡眠量】
脳が過覚醒状態なのも、実は睡眠不足の兆候です。
子育て中の人は、子どもの様子を見ていると分かりやすいですが
眠いときはやたら大きな声を出したりしゃべりまくったりします。
大人も同じで、脳は寝不足になると脳の覚醒を無理矢理高めようと過覚醒状態になるのです。
この過覚醒を防ぐには、累積睡眠量を増やすのが重要です。
1日15分の早寝を1ヶ月続ければ、7.5時間累積睡眠が増えます。
少しずつ睡眠時間を増やして過覚醒を防ぎましょう。
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