お子さんやパートナーが眠れないとき、
「目を閉じてじっとしていれば眠れるから大丈夫」と声掛けをしていませんか?
これは優しいようで、 実は不眠をつくる習慣になってしまうのです。
ベッド=悩む場所という記憶を脳につくってはダメ。
脳はこの記憶をもとに、ベッドに入ると思考を巡らせる働きを学習してしまいます。
ベッドで眠りを待つ基準は15分です。
15分くらいたっても眠れないときは思い切ってベッドを出てみましょう。
雑誌や本を見て過ごし、また眠くなったらベッドに入ります。
テレビやDVDなど視覚刺激が強いものは控えてくださいね。
あまり頭を使わなくてもよいものを見て過ごしましょう。
また、一旦ベッドから出たときに、部屋全体を明るくするのではなく、
必要な部分だけ照明をつけると、眠りに移行しやすくなります。
お子さんが眠れないときは一緒にベッドを出て、1・2冊絵本を読んでからベッドに戻りましょう。
そのときは大変ですが、次の日以降に不眠習慣が脳に作られてしまうことを防ぐことができます。
ちょっとしたことですが、この脳の学習が積み重なっていくと、
考え事があるときはいつも眠れなくなるというサイクルが出来上がってしまいます。
次の日から、気持ちよく眠れるために、ちょっとだけ頑張ってみましょう。
寒い地方ではカラダが冷えないように注意して、ベッドから出るときは温かくしてお試しくださいね。
睡眠の仕組みが分からないと、良かれと思ってしていることが実は逆効果になってしまう場合があります。
自分のことならまあいいやと思えることでも、子どもやパートナーのことになると、そうもいきませんよね。
睡眠の仕組みを知って、ぐっすり眠ってスッキリ起きられる毎日をおくりましょう!
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