株式会社MD.ネット

03-5563-5151

レポート

睡眠薬をやめるタイミングは?

【睡眠薬をやめるタイミングは?】

睡眠薬の飲み始めは、生体リズムトレーニングのスタート。
『飲めば眠れる』という考えでは、ずっと飲み続けることになってしまいます。

睡眠薬の力をしっかり使うには、
「起床から4時間以内に光をみて、6時間後に目を閉じ11時間後に姿勢を良くする」
4-6-11睡眠の法則が必須です。

その上で、睡眠薬を減らしていくタイミングは、どのように見分ければよいのでしょうか。

【3つの兆候で減薬のタイミングを見分ける】

次の3つの兆候がみられたら、いよいよ減薬スタートです。

①「飲む前に眠気が出る」
週4日以上、夜に薬を飲む前からあくびが出たり、頭がぼんやりして眠くなるようになったら、
自前のGABAが脳を鎮静させる準備が整ってきたサインです。

②「朝に頭が働かないような残った感じが出る」
自前の物質が増えると、少量の薬でも効果が出過ぎて起きた後にも、
ぼんやりする持越し効果が出ることがあります。

③「飲んでも飲まなくても変わらない感じが出る」
最も重要な判断基準は薬との信頼関係。
『やっぱり飲んでいるから眠れているのかも』という気持ちがあるうちは、
上記2つが満たされていても減薬のタイミングではありません。

生体リズムの力がつくと、自然に服薬が億劫になってきたり、飲んでも意味ないかもという考えになってくるので、
この感覚が出てくるまでは、しっかりリズムを鍛えていきましょう。

【眠れるカラダづくりをしよう!】

・朝は窓から1m以内に入る
・夕方には眠らずに体を動かして体温を上げる
・眠る前に足首を温め放熱を促す
・耳から上の頭を冷やして眠る

これらで生体リズムの力がつくと、この3つの兆候が出るので
ここから錠剤を半分や4分割に割って、2週間毎に減らします。

減薬を始めるときには、必ず睡眠の記録をとりましょう。
減らす前と減らした後の記録がさほど変わっていなければ、減らした分の薬は余分だった、ということ。

2週間毎、事実確認をしながら減らしましょう。

お問い合わせ・各種ご相談

各種サービスに関する資料請求やご相談・ご質問など
お気軽にお問い合わせください。

03-5563-5151
平日 9:30 ~ 17:30
MD.ネットとは
about MD.NET
医療という枠にとらわれず、時代に対応した
メンタルヘルスサービスを提供したい。
そんな思いが出発点になってMD.ネットは設立されました。
精神医学の技術を「商品/サービス」に変換して経営改善や
パフォーマンス向上等に貢献することに日々チャレンジしています。
メンタルヘルスを通じて、人を、企業を、未来を創る。
あなたの会社を我々MD.ネットにお任せください。
必ずその解決と発展にお役に立てるものと確信しています。
Copyright 2018 MD.net All Rights Reserved.
このページの先頭へ