【集中力が高まるフロー体験とは】
時間を忘れて作業に没頭するフロー体験。
スポーツの分野では「ゾーンに入る」と呼ばれています。
フロー体験は、課題の難易度と自分の能力がちょうどつり合ったときに表れます。
つまり、自分の能力に対して課題の難易度が高いと「不安」を感じて、ついつい先延ばししてしまいます。
逆に、課題の難易度が自分の能力より低いと「退屈」で集中できません。
私たちは、自分の能力に対して簡単すぎでもなく、難しすぎでもない課題に取り組んだときに
フロー状態が生じて、もっとも高い集中力を発揮するのです。
【脳が静かな状態で集中力が高まる】
フロー体験中は、脳内の視覚野や聴覚野の活動は著しく低下し、ムダな刺激や雑音が入らない。
理想的な集中状態です。
高度なことをしているのに、何も考えずに体が勝手に動く状態です。
フロー体験中は、時間があっという間に感じられ、どのような事態になっても対応できる感じがします。
「なんでもこい!」状態です。
【仮眠後にフロー体験が増える】
実は、このフロー体験は、自己覚醒を使った仮眠後に生じやすいことが明らかになっています。
自己覚醒法とは、起きる時間を3回唱えて目を閉じると、目を開ける数秒前に体が準備を始めるというもの。
これは、スッキリ起きられるために活用されています。
フロー状態になるには、眠気が出る前のタイミングで、「○分後に起きる」と3回唱えて目を閉じる。
自覚的に「眠る」必要はありません。
目を閉じる時間の長さは、1分~30分まで。
フロー状態で、テキパキ仕事をこなしましょう!
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