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スタッフコラム

憩いの場 コンビニエンスストア

憩いの場 コンビニエンスストア

MD.ネットが入居するビルのコンビニエンスストアは1年ほど前からレジはセルフに切り替わりました。もちろん店員さんはいます。
店長さん以下、とても感じがいい方々ばかりで、傍目に見ていてもチームワークの良さがわかります。

最初は、セルフレジと聞いて、メンドクサイと思いました。しかも、自分でバーコードをスキャンして袋に詰めている様子を店員さんが目の前で見ているという状況に違和感を感じました。しかし、まあ、これが時代の流れなのでしょうということで受け入れ、今ではサクサク会計もできてすっかり慣れたものです。利用するのはほぼビル内のワーカーなため、会計が早く、いまではセルフレジの良い点を実感しています。

ある時、店員さんの動きを見ていたら、
レジ業務以外にも、商品の荷受、棚への陳列、発注、揚げ物を準備したり、コーヒーマシーンを清掃したり、店内のPOPを作成したりと、想像以上に仕事がたくさんあるんだと、びっくりしました。気持ちよく買い物ができるのは、店員さんたちのおかげなんだと、ありがたい気持ちになりました。
店長さんにうかがったところ、レジ業務の時間をバックオフィス業務に振り向けられることで随分と店舗運営に特化できるようになったとおっしゃっていました。

温めたり、唐揚げ等総菜をとったりしてくれるので、レジには必ずどなたかがいます。会計や袋詰めをしない分、余裕ができて、お客さんとの会話が増えた、仕事もより楽しくなったとおっしゃっていました。確かにセルフレジになってから私もスタッフの方と話す時間が増えました。頂き物があまると差し入れしたり、その日の出来事を話したり、仕事の合間の、ちょっとした気晴らし、憩いの空間です。

セルフレジをいち早く導入したイギリスでは徐々にセルフを廃止する店が増えているそうです。店員さんとの会話を楽しみにしているお客さんが多く、人と会話を交わしながら買いたい、セルフのほうが決済から詰めるまでの時間が長くかかってしまうことなどを理由にあげていました。それはよくわかる気がします。特に高齢になるほどスーパー&コンビニ通いは楽しみの一つです。ただモノを買うのではなく、暖かい気持ちの交流を買いにいっているのだと思いました。

都内のコンビニの店員はほとんど外国人です。外国から来て日本語を覚えてたくさんの仕事を覚えて素晴らしいなと思う一方で、とても忙しそうで余裕がなさそうで、残念ながら仏頂面。そうなると、セルフの方がいいなと思ってしまいます。
でも、時折、愛想のいい外国人店員さんがいると、ペットボトル1本でも、暖かな気持ちを買った気がします。ある時、仏頂面の外国人店員さんにちょっと話しかけてみたところ満面の笑みで話を返してくれました。「明日は両親が日本に来る、自分のお給料で呼んだ」、なんてお話も聞かせてくれました。ジーン( ;∀;)、立派やね~。
セルフレジも入れたハイブリットにして、店員さんがサービスに時間を使えて、より一層誇りをもって働けるようになるといいですね。世知辛い世の中、コンビニエンスストアって便利なだけでなく憩いの場ですから。

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