我が社は小さな小さな会社です。
人員に余裕がないので、誰かが体調が悪くなったり、家族の事情で仕事を離れると、全員総動員でカバーしなければなりません。
そのため、会社が社員の家族のケアをしている、子育てをしているという感覚があります。
良いか悪いかは別として、そういう状況に抵抗感がある人では一緒に仕事をしていけないできないカルチャーでもあります。
私は子供がいませんので、初めの頃はとても抵抗感がありましたが、特にコロナ禍を経て、考え方を変え、会社は小社会であると考えるようになりました。社員やそのご家族を通じて、人生を勉強しております。これは人として得難い実に大事な経験だと感じています。数字も人格もどちらもどちらも磨いていかなければならないと特に最近は痛感して日々反省と学びです。
育児介護制度が4月からスタートしますが、よくよく考えると、会社にとっては結構な経済負担になります。
しかし、日本のような社会構造、経済構造には会社が社会になることは適しており、そもそもグローバルなビジネススタイルの方が適さない構造なのではないかと思うようになりました。日本には日本らしい生き方、勝ち筋があるようにも思います。
プロの社長・経営者、というのが必要とされていますが、私は、どの国おいても、自社の製品・商品・サービス、顧客を会社の誰よりも知っていて、誰よりも愛していて、社員と家族を心から大事に思う人でないと、組織を永続的に牽引していくのは難しいのではないかと思うのです。毎日本当に悩みます。でもやり抜きます。
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