経営者は売上が上がれば当然ながら嬉しいわけですが、社員も同じかといったら必ずしもそうではないと思っています。
売上が上がることを単純に嬉しいと思う社員がいれば、
「忙しくなるばかりで、それに見合うほど給料が上がらない」と感じる社員もいます。
また、
給料が上がらなくてもいいので、今の状態を維持したい、
と願う社員もいるでしょう。
生涯現役でいることが価値である社員もいます。
何より、同じ社員であっても、時間が経過するにつれて価値観が変わります。
いずれにしても、会社の成長のベクトルや会社が大事にしている価値と、社員の人生のベクトルと、大事にしている価値は必ずしも一致しません。
社員にいいと思う施策であっても、他の社員にはさほど良いと思わないこともあります。公平性を大事にすると、コスト過多になることもあるし。
社員一人ひとりを大事にする。
というのは、口で言うのは簡単ですが、
社員が「大事にされている」と感じるように経営するのは本当に本当に大変なことで、しかも年々難しくなっていると思います。
価値観があう部分とそうでない部分が、
まあ、6:4くらいになれば、お互いに御の字といった感じでしょうか。
経営ですので、お客様へより良いサービスをご提供しながら、社員の人生を大事に考え、絶妙なバランスを保ちながら会社を成長させていかなければなりません。
これは並大抵のことではありません。
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