経営の隅々まで定量化が進む昨今。
あるベテランの営業の方が、
「まるで四六時中監視されているようで自由度がなく機械化されてストレスだ」とおっしゃっていました。
経営サイドからして、勘と根性と度胸の「昭和の営業スタイル」は時代遅れなのはよくわかりますが、数値化できない営業センスというのもあるもの事実で悩ましいところです。
まるで販売マシーンのように扱われているような残念な話を多く見聞きするようになった昨今、営業職が嫌で退職したり、営業がつまらなくなったり、厳しい数値管理に耐え切れずに心が病んでしまう方が増えてきました。営業が好きな方が減っていくのは大きな問題です。
営業は「自分」が商品ですし、何よりタイミングですからね。心と時間に余裕と余白がないと、いい営業ができません。
昨日たまたま、世の流れと逆行するようなレポートを読みました。
伊藤忠商事の岡藤正広会長様へのインタビュー記事です。
素晴らしい方とご尊敬申しあげておりますが、インタビューもスカッとする素敵なお話でした。
相手とその場の空気によってやり方を変えなくては通用しないのが営業だ。
「売れそうだ」とピンときたら、そこで押す。
売れそうだと感じるセンサーを備えていなくてはならないし、瞬間に攻めていく判断力もいる。
営業は科学ではなくアートだ。
データを積み重ねるだけではなく、感性がなくてはモノは売れない。
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