前回、
赴任前にうつ病を発症していたことがあった方が50%、
初発の方が50%
と述べました。
「赴任前にうつ病を発症していたことがあった方が50%」
の方は、平均年齢38歳
マルチタスクで過重労働、
マルチ、過重にしている要因の多くは「日本側」にあるようです。
事業部制で、管理が赴任後も日本側にあって、日本に所属しながら、勤務先が海外にあるという印象でした。日本の仕事も赴任先での仕事もする。赴任先では、3つも4つも仕事を受け持つので、キャパオーバーになる。
適当なところで、
ほどほどで、
いい塩梅で、
要領よく、
バランス良く、
が難しい方にみられました。
「初発の方が50%」
は70%が50代。
本当にこれといったきっかけなく、
赴任後に徐々に不調感が出てくる、典型的なうつ病症状でした。
海外赴任者のメンタルヘルスケア
とひとくくりにしての対応が立ち行かなくなっています。
赴任先、担当業務、チーム、そうした様々な要素(変数)の組み合わせで最適解を見つけていく必要がある。のですが、現場はそんなじっくりやっている余裕はないので、赴任できそうな方を消去法で選ばざるを得ないというのが本音なのだと思います。つづく W
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