仕事柄パワハラ気質の方とよくお会いしますが、完璧主義で(決して完璧ではない)心配・不安が強く、自分のネガティブな感情を人に押し付けることで、その感情を解消する、自分の心を平静に保つ傾向がみられます。ビジネス競争が激しくなり、勝つか負けるか。勝っていても明日は将来はわからない。本当に経営が大変な時代になりました。そうした厳しい経営環境が影響して、不安がより一層強くなっているなと感じます。だから仕方ないということではありません。
心配や不安は誰にも沸き起こる感情で、家庭、友人関係相手にそのマイナスな気持ちをぶつけてしまうことはこれまた誰にもあることです。
しかし、会社は「公の場」なので、自分の負の感情を自覚し、それを言葉や表情に出さないように、コントロールする必要があると思います。ゴールはどこにあるか。自分の感情をぶちまけることがゴールではないはずです。それは「甘え」です。
家にいるときの延長線上で、家の自分と同じ感覚で仕事をしている方が多い気がします。玄関を出た瞬間から仕事の人格に変えることが大事ではないかと思います。上司同僚とは家族・友達的な要素も必要ではありますが、本来の家族友達ではありません。双方に緊張ある距離感と尊重が重要です。昭和時代は家の自分と会社の自分がオーバーラップしていてもよかったかもしれませんが、令和はそういう感覚では通用しないと思っています。自分自身、仕事人としてもっともっと仕事の人格を磨き、できることも増やし、成長したいです。渡辺
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